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【コース紹介】車山湿原~男女倉山~八島湿原

2022.10.02

10月はじまりの土日は快晴。湿度が低くカラッとしていて空気が澄み高い山々が良く見えます。

青空と山々と草原
〈樺の丘から見た八ヶ岳〉

昨日は、車山肩~車山乗越~北の耳~男女倉山(ゼブラ山)~八島湿原~車山肩を歩いてきました。
秋晴れの中歩くのは気持ちよく、汗をかいても少し冷たい風が乾かしてくれます。
秋は登山するのに良い季節ですね。

出発地点である車山肩からは、車山と蝶々深山に挟まれた車山湿原が見渡せます。

なだらかな山と湿原

全体的にベージュ色に染まっていました。

ベージュと茶色に染まる湿原
<車山湿原>

湿原の周りは木道が整備されていて歩きやすいため、多くの登山者の方とすれ違いました。
ですが、車山乗越(のっこし)から北の耳へ向かう道へ入ると、一挙に歩く人が少なくなります。
このコースを歩くには最低でも4時間近くかかり、途中わずかですが急な斜面もあるため、登山靴や雨具の持参など登山の装備で歩くことをお勧めします。

地図はこちらから→霧ヶ峰散策マップ

こちらのコースの楽しみは、壮大な景観。
北の耳あたりで車山方面を振り返ると広々とした霧ヶ峰の景色に感動するはずです。

広々とした草原景観
<北の耳手前から車山を見る>

まるで日本ではなく外国のトレイルのよう。
(私は歩いたことがありませんが笑)

草原景観を楽しみながら歩いていると、足元からバサバサと音を立てて飛び出してくるものが…。

低木にとまる鳥

ホオアカでした。この個体は目の周りの白いラインがくっきりしていて印象的でした。
そろそろ渡りの季節のため、こうして出会えるのもあとわずかかもしれません。

銀色に輝く山肌
<銀色に輝く山肌>

北の耳を下ったところで八島湿原の方を見下ろすと一面が銀色!
どこまでも果てしなく続くススキの煌めきに驚いてしばらく眺めていましたが、景色を独り占めしたような気分になります。

緩やかなアップダウンを繰り返しながら進み、男女倉山から八島湿原へと下りてくると、こちらも草紅葉が見ごろとなっていました。
車山湿原と比べると全体的に深みのある橙色をしています。

橙色に色づくシダ植物
ススキと湿原

穏やかな気候の中、明るいススキの穂や紅葉を眺めているとのんびりとした気持ちになりますね。

最後に、秋に歩く際の注意点は夏と比べて日が落ちるのが早いことです。
10月初頭の場合、日の入りは17時半くらいで16時過ぎには気温が一気に低くなります。
計画的にコースを決めて歩きつつ、秋真っ盛りの霧ヶ峰を楽しんでみてください。

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