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レンゲツツジ開花情報【2025年6月19日】と撮影時のお願い

2025.06.19

梅雨に入ったと思ったら、もう梅雨明け後のような陽気で毎日暑いですね。
レンゲツツジの様子を見に行こうと歩いたのですが、汗がダラダラでした。
写真撮影の方も、登山の方も、熱中症に気を付けて水分や塩分をしっかりとってくださいね。

連日の暑さで開花が進み、霧ヶ峰全域でレンゲツツジが見頃になっています。センターの周辺も赤色が鮮やかです。

レンゲツツジと青空

〈センター前園地〉

花の赤と葉の緑が鮮やか
〈レンゲツツジ〉

葉の緑と花の赤が目にまぶしいくらいの鮮やかさです。各地のレンゲツツジの様子を紹介します。

レンゲツツジと青空

〈車山肩〉

レンゲツツジと車山

〈車山乗越〉

木道と車山湿原のレンゲツツジの木

〈車山湿原は湿原側の木に花がほとんどついていない状態が何年も続いています〉

レンゲツツジと湿原

〈八島ヶ原湿原〉

6月末頃までは楽しめると思いますが、連日の暑さで落花が早そうですので、早めにお越しになるのがおすすめです。

草が踏まれたあと
〈センター近くの霧ヶ峰インターチェンジ交差点近く。赤丸の場所が踏み込み跡が目立っています〉

散策時の話に戻ります。日差しは強いですが、ときおり吹く風が心地よいです。

…が、それにしても暑いので、風が抜けるところや木陰を見つけては休み休み歩きました。生きものたちはこの暑さをどう感じているのでしょうか。
今日は蝶の姿をよく見かけました。

黄色い花にとまる黄色い蝶

〈アカギキンポウゲにとまるモンキチョウ〉

地面にとまる蝶

〈ヤマキマダラヒカゲ〉

白い花にとまる小さな蝶

〈ギンイチモンジセセリ〉

暑さなど気にせず活発に飛び回っていました。

霧ヶ峰には草原や湿原、樹叢など多様な環境があり多くの生物が生息しています。
特に草原環境は全国的に減少傾向にあるので、そこに生息する昆虫の中には絶滅が危惧される種も少なくありません。
採取が禁止されている種類の蝶もいるため、ご注意ください。

ルールやマナー、という概念以前に、生き物それぞれ尊厳があり、むやみに搾取されてはならないと思います。
今、ここにある自然を守っていきたいですね。

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