色んな秋。
植物
車山湿原の草紅葉を見に行ってきました。
日に当たると輝くように色づいていた草は、少し彩度が落ちたように見えますが、深い茶色へと変化していました。
周りの草原は、夏とは違って少し色あせたように見えますが、淡いトーンも優しい色合いで素敵です。
霧ヶ峰は大半が草原なので木々の紅葉は少ないのですが、沢渡方面の広葉樹が黄色く色づいていました。
こちらはレンゲツツジの木です。
5月頃に咲く深紅の花とはまた違った色合いの赤です。
日差しを受けて輝く様子は燃えているようで、葉が落ちる前に、最後のエネルギーを使っているように見えました。
八島ヶ原湿原では木の上に黄色とピンク色を見つけました。
ツルウメモドキとユモトマユミの実です。
どちらもしばらくすると弾けて、中から赤い実が現れます。
植物は花の季節だけでなく、花を咲かせるまでにも、咲かせた後も刻々と変化しています。
そんな植物の変化を知ることができるのも、秋ならではかもしれませんね。