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インタープリターが話をする様子

 霧ヶ峰自然保護センター、車山ビジターセンター、八島ビジターセンターで構成する霧ヶ峰ビジターセンター連絡会(通称:トライアングル)では、エコツーリズムの一環として霧ヶ峰で活動するインタープリターの育成を行っています。
 インタープリターは、一般的に自然解説者とも訳されますが、霧ヶ峰インタープリターは、解説をすることが目的ではなく、訪れた人々に霧ヶ峰の豊かな自然を五感で感じてもらい、共感しあうことを目標にしています。

ヤナギランの綿毛

 霧ヶ峰でのエコツーリズムを推進するため発足した霧ヶ峰ビジターセンター連絡会ですが、そのはじまりは、2007年に組織された霧ヶ峰自然環境保全協議会が定めた方針に基づきます。
 協議会では①「草原」「湿原」「樹叢」の保全再生部会、②“彩り草原空間”形成・施設整備部会、③霧ヶ峰エコツーリズムモデル構築部会、と3つの柱を掲げ、その中のエコツーリズムを担うのが、霧ヶ峰ビジターセンター連絡会です。現在、霧ヶ峰ビジターセンター連絡会では、霧ヶ峰インタープリター養成講座や研修、エコツアー等を、アドバイザーの霧ヶ峰自然教室とともに行っています。


霧ヶ峰インタープリターになるまでの流れ

①霧ヶ峰インタープリター養成講座を受講

毎年秋に開催

3日間の講座を受講し、霧ヶ峰インタープリテーションの概念を学びます。また、プログラムを作って発表を繰り返します。人前で話すことに慣れ、自然を見る目を養います

講座の様子
〈講座の様子〉

②研修を受講

翌年春~秋に3回受講

養成講座で学んだおさらいをします。座学と、フィールドでの研修で、霧ヶ峰インタープリテーションについて理解を深めます。

研修生に説明する様子
〈屋外でのフィールドワーク〉

③アシスタント

研修終了後

実際にお客様を案内するガイドに同行します。はじめは、他のインタープリターがお話するのを聞いて学びますが、ワンポイントガイドとして、お客様の前でお話しをします。

④デビュー

アシスタント経験後

デビューしたいという希望を、霧ヶ峰ビジターセンター連絡会スタッフか霧ヶ峰自然教室スタッフに伝え、デビューが決定したら、インタープリターとして活動できるようになります。霧ヶ峰インタープリターとして自信をもってお客様の前でお話ししましょう!

お客様をご案内する様子
〈お客様をご案内〉

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