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登山道整備中!

2026.11.03

センター周辺では、ミズナラやオオイタヤメイゲツなどの広葉樹が一気に落葉してきましたが、カラマツが色づいてきました。

黄色く色づく針葉樹
〈センター裏の駐車場のカラマツ〉

午後の光に、少しずつ近づいてきた冬を感じます。

センター前の園地を歩くと、気になるものを色々発見しました。
まずはこちら。

地面から盛り上がる土の塊
〈ぽこぽこ…〉
地面に並ぶ土の塊
〈ぽこぽこぽこ…〉

モグラ塚です。モグラが地中で穴を掘りながら移動するとき、土を押し上げて地上に出た部分です。
この土の並び方を見ると、地中で移動している様子が頭に浮かんでくるようです。
霧ヶ峰では、春先にたくさん見かけることが多いですが、草が枯れて地面が見やすくなるので、その存在に気づいたのかもしれません。

モグラ塚の先では小さな穴が開いていて、隣にフンが落ちていました。写真を載せようかと思ったのですが、あまり見たくない方もいると思うので、文章から想像してみてください…。

フンは直径1センチ長さ5センチほどで丸まっていました。フンの中には植物片や木の実、プラスチックの破片?のようなものが含まれていました。キツネにも同じようなものが見られますが、大きさなどからテンと推定しました。穴の近くに落ちていたのは偶然でしょうか。その穴は直径が4センチほどで、周辺にはハタネズミが生息しています。ハタネズミはキツネによく捕食されますが、テンもキツネと同じく雑食です。

このテンはネズミを狙っていたのでしょうか…。

地面に残されているものから推理すると、よりその場所の自然を知ることができ、なにより面白いです。

話は変わりますが、秋は登山する方が夏に比べると少ないため、この時期に登山道の整備を行っています。
霧ヶ峰は日本百名山のひとつで、比較的歩きやすいことから登山者が多い一方、登山道の一部は踏み付けにより、ぬかるみや裸地化が目立つ部分があります。

水浸しの登山道
〈奥霧バイオトイレから物見岩へ向かう途中。降雨後〉
道のわきに別の道ができている
〈左の写真の手前。ぬかるみを避けるため右側に道ができてしまった〉

そこで、霧ヶ峰自然保護指導員や霧ヶ峰パークボランティアと共に登山道の補修を行いました。

作業をしている人
〈重い石を何往復もしながら運搬〉

近年、環境や生態系を保全する「近自然工法」という施工方法が各地で取り入れられています。今回の場所でも、木道を設置するといった工事ではなく、登山道の端に石や丸太で小道を作って、自然に近い状態に近づけ、そこを登山者が歩けるようにと考えました。
重い石を運ぶなど地道な作業ですが、だいぶ進んできました(許可の上行っています)。

登山道の様子
〈ロープのすぐ横に小道を制作中〉

作業は今月も行い、完成させる予定です。
少しでも霧ヶ峰の自然が保たれるよう、皆さんの力を借りながら進めていきます。

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