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リンドウを探しながら秋のトレッキング

2026.10.02

先日センターの近くで見かけたノビタキです。冬羽への換羽中で、全体的に茶色になっていました。

おなかが全体的にベージュ色の鳥
〈冬羽のノビタキ〉

渡りの時期で、霧ヶ峰で見られる数が少しずつ減ってきています。このあたりではそろそろお別れの時期だと思うと少し寂しいですね。

さて、長野県内では9月に長雨が続き、日照時間は平年の5~6割だったそうです。霧ヶ峰でも霧や雨の日が多かったですが、10月に入ると天気予報に晴れマークが!
そこで久しぶりに霧ヶ峰をゆっくり時間をかけて歩いてきました。

八島ヶ原湿原では草紅葉が渋い色合いになっていました。

黄みがかった草の湿原と青空を映した池
〈八島ヶ原湿原〉

夏の青空とは違って少し深い色合いの青空と、湿原の薄茶色、少し冷たい空気に秋の深まりを感じました。
葉の紅葉が色鮮やかで、木の実も青空に映えていました。

葉が赤くなっている植物
〈タチフウロの紅葉〉
黄色の丸い実が枝になっている
〈ズミの実 〉

花の種類はだいぶ減っていましたが、リンドウはあちこちで見ることができます。

青紫色の花が束になって咲いている
〈リンドウ。アブがダイブしてます!〉

リンドウは高さ20~80㎝の多年草です。
2~3段に花がついているものもありますが、中には高さ10㎝位で花を一つだけ咲かせるものもあります。草の中に青紫色のこの花を探すのは、この時期だからこその楽しみです。所々に咲いているので探してみて下さい。

1つだけ花を咲かせたリンドウ
〈花を一つ咲かせているリンドウ〉

見かけた蝶は数えるほどでしたが、こんな蝶に出会いました。

茶色い蝶。アルファベットのLのような白い模様がある
〈エルタテハ〉

エルタテハです。羽根に小さく白いL字状の模様が。と言ってもこちら側から見ると反転した形ですが、反対側から見るとLなんです。幼虫の時の食草がシラカンバやダケカンバで、1000m以上の落葉広葉樹林がある場所に生息しています。時々羽根を広げて・・・、太陽の熱でエネルギーを補給中ですね。

この日は物見岩や車山方面へ登山したのですが、物見岩では八島湿原や車山を見渡すことができます。
広いので、天気が穏やかならお昼を食べるのにもちょうどいいですよ。

大きな岩がある開けた場所
〈物見岩〉
ススキ原と湿原
〈八島ヶ原湿原〉

蝶々深山から車山湿原へ下ると、目の前にそびえる車山と湿原の草紅葉が迫ってくるように見えます。

なだらかな山と湿原がオレンジに黄葉している様子
〈車山湿原の草紅葉〉

鮮やかな色合いが綺麗で、しばらく景色を眺めていました。

霧ヶ峰は日差しを遮る場所が少ないため、夏は暑いことも多いのですが、秋は歩くのにちょうどいいですね。
この日の最高気温は21度程でしたが、私の場合は半袖でも汗をかく位でした。ただし、日差しが無い時は肌寒くなるため、上着をお持ちください。

波のような形の雲
〈ゴマ石山で見た、空を覆うような雲〉

しばらく天気が良さそうですので、是非秋のトレッキングを楽しんでみて下さいね。
センターでは地図の配布をしています。どうぞお立ち寄りください。

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