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霧がかる車山湿原

2026.09.21

台風や秋雨前線の影響で9月は長雨が続いていましたが、霧ヶ峰ではここ数日間、晴れ間が見られた日もありました。

青空の下に広がるススキの群生
〈久しぶりの清々しい青空〉

写真は当センターのテラスから撮影した園地の風景です。
ススキの穂が揺れる景色に、秋の訪れを感じます。

センター前の園地からは車山方面や沢渡・八島ヶ原湿原へ向かう道が続いています。

シルバーウィーク初日、車山肩を目指して巡回に行ってきました。
今回歩いたのは下記のリンクで紹介している【コース2 車山肩へ】です。
https://www.kirigamine-vc.jp/walking_course/course#2

ビーナスライン沿いにある緩やかな坂を登ること約1時間、登山者や観光客の方々で賑わっていた車山肩に到着。車山山頂方面は霧が発生していました。

ほぼ満車状態の車山肩無料駐車場。その奥の車山方面に立ち込める霧。
〈9月の連休初日、混み合う車山肩駐車場〉

車山肩から沢渡方面へ下りる手前には車山湿原を眺めることのできる広場があり、湿原の様子を見に行くと…

車山湿原の草紅葉と上空に漂う真っ白な霧
〈霧が漂う車山湿原〉

秋らしい落ち着いた色合いに染まる湿原。
その景色や雰囲気を白い霧が際立たせているように感じました。

わたしはここに来ると、耳を澄ませて聞きたくなる音があります。

車山湿原の内部に流れる細い小川
〈車山湿原内を流れる水〉

湿原内から聞こえてくる流れる水の音。清らかなせせらぎを聞きながら、なだらかな草原に囲まれた車山湿原を眺めていると、自然が織りなす美しさを体感します。そんなひと時をまた味わいに訪れたいと思う場所のひとつです。

谷間に位置する車山湿原には、周囲の山々から水が流れてきており、湿原に集まる水は沢渡へ流れ、その先の観音沢へと続きます。

自然の音つながりになりますが、今の時期に霧ヶ峰を歩くと草原内から聞こえてくるカンタンの鳴き声も心を和ませてくれる存在です。

葉っぱの上にいるカンタン(オス)の姿
〈カンタン(オス)〉

車山肩には草原に咲く花々をシカの食害から保護するために電気柵が設置されており、その中にリンドウを発見。

秋の花リンドウが少し花開いている様子
〈青紫色の花びらが少し見えています〉

曇り空の下、花は閉じかけているような様子でしたが、晴れ間があると花開くリンドウに出会えるかもしれません。ぜひ散策しながら探してみてください。

今回歩いた道沿いには、ウメバチソウやヤマハハコなども咲いていました。

ウメバチソウの花粉に集まる小さな虫たち
〈小さな虫たちが集まるウメバチソウ〉
お洒落なドライフラワーのような花姿のヤマハハコ
〈ヤマハハコ〉

車山肩にあるビーナスの丘からゴマ石山に下る区間には、連日降った雨でぬかるんでいる場所がありました。また、車山周辺を歩く方からは「思っていたよりも石がゴロゴロ転がっていて、サンダルだと危ないね」「石の上を歩くと自然の足つぼマッサージみたい」などの声が聞こえてきました。

霧ヶ峰の遊歩道や登山道には、足を踏み外す危険のある浮石や滑りやすくなる濡れた石もあるため、散策時は足元にご注意ください。

帰路で眺めた八島ヶ原湿原も、秋色に変化していました。

八島ヶ原湿原の草紅葉を眺めた様子
〈こちらも上空に真っ白な霧が・・・〉

天気予報が晴れまたは曇りでも、急に霧が発生したり、雨がぱらぱらと降ってきたりと、今後も天気の急変が予想されますので、霧ヶ峰にお越しの際は雨具の備えをお忘れなく。

また、散策の前後・休憩や雨宿りの場所などに、ぜひ当センターにもお立ち寄りください。

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