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秋の草花とキアゲハの幼虫

2026.09.01

風が涼しくて秋らしくなったと思いきや、まだ日差しが強いです。
帽子や日焼け止めもどうぞお持ちください。

今年も残暑が厳しそうですが、霧ヶ峰の風景や植物はすっかり秋です。
センターの周辺ではノコンギクやアキノキリンソウなどが咲いています。

薄紫色の花
〈ノコンギク〉
茎に沿って黄色い小さい花が集まって咲いている
〈アキノキリンソウ〉

最近は秋雨前線の影響か雨の日が多めですが、先日雨降りの日にセンターの前でしゃがんで写真を撮っていたら傘にトンッと音がしました。雨粒よりは衝撃があったので「なんだろう?」と思いつつ撮影を続行。すると目の前の木に鳥がとまりました。

ベージュ色の小鳥
〈ノビタキの幼鳥〉

もしかして傘に当たった(乗っていた?)のは、あなたですか…?!
幼鳥は大人に比べて警戒心が少ないとはいえ、なかなか大胆な行動…。傘の上に乗っている様子を想像したら一人でにやにやしてしまいました。

さて、場所は変わって八島ヶ原湿原の様子を紹介します。
広場から木道を下ると、オミナエシやタムラソウなど、様々な花々が咲いていて秋の風情が感じられます。

湿原となだらかな山々。手前に黄色の花などが咲いている。
〈八島ヶ原湿原〉

他にはこんな花が咲いていました。

細い茎の先に尾のような白い花の塊がある
〈イワショウブ。ルビーのような赤い実を付けます(赤っぽい植物が写っていますがこちらはワレモコウです)〉
細長い白いブラシのような花
〈サラシナショウマ〉

色鮮やかなショッキングピンクのヤナギランは綿毛になっていました。

細長いさやから白い綿毛が飛び出している
〈ヤナギランの綿毛〉

種に変化したシシウドは幼虫に居場所を提供しています。まるまるしてますね!

植物の上に緑色の芋虫が何匹も乗っている
〈何匹いるでしょう〉

キアゲハの幼虫はシシウドやノダケなどセリ科の植物を食べます。

霧ヶ峰で幼虫や成虫はよく見かけますが、さなぎは見たことがありません。一体どこでさなぎになっているのでしょう。さなぎになったらもちろん移動できないので、しっかりした場所を選ばないと羽化に失敗してしまいます。シシウドは竹のような太い茎ですが、さなぎになる場所としては使わず、木のある方に移動しているのかもしれないですね。

黄緑と黒の縞模様の幼虫の頭からオレンジ色の角が出ている
〈頭を触るとオレンジ色の臭角が出てきます。匂いは…〉

生きものたちは、まだまだ活動中です。虫が苦手という方が多いかもしれませんが、少し目を向けてみると健気な様子に、かわいいと思えてくるかもしれません。

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