昨日の朝、雪が降りました。
センター周辺もうっすらと雪が積もり、急に冬らしい景色になりました。

その後日差しが出てきてすぐに溶けましたが、昼頃に勢いよく降ってその後また溶けました。
今朝は路面に雪はありませんでしたが、駐車場脇の地面や笹の上に雪が乗っていました。今朝も降ったのかもしれませんね。

これからの時期霧ヶ峰に来られる方は、スタッドレスタイヤ等を装着の上お越しください。
また、冬期通行止め等のおしらせはセンターホームページのおしらせをご覧ください。

今日は晴れて遠くの山々が良く見えたので、何人かのお客様から「あの山は何？」と質問されました。南アルプスや北アルプスの山々が冠雪して山頂部分が白くなっていたのですが、雪があると山並みがくっきりと見えますね。

夕方、山々の様子を見に行こうと忘れ路の丘まで歩いたところ、黒っぽい生きものがゆっくり歩いているのを発見…。

色合いから一瞬クマかと思いましたが、二ホンジカでした。
冬毛が黒いことはあまり知られていないかもしれませんね。画像を拡大してみてみると、角が三つに枝分かれした四尖のオスジカでした。

クマかと思ったと書きましたが、今年はクマについての質問が例年以上に多いです。
霧ヶ峰は草原が広い範囲を占め、クマがエサとするドングリがあまりないため、今年を含めこれまでも目撃情報はほとんどありません。
ですが、霧ヶ峰周囲の森林には生息しています。クマと人との事故は、霧ヶ峰では聞いたことはありませんが、朝晩など暗い時間帯の行動を控え、クマ鈴を持つなどの心がけは必要です。

話は戻りますが、忘れ路の丘からは北アルプスがよく見え、八ヶ岳も白くなっていました。
冠雪した山々や、耳が痛くなるような冷たさに冬の訪れを感じます。