今日は雨と霧で真っ白。関東甲信越地方は今日梅雨入りになりそうですね。雨に濡れるとなんだかうっとうしく感じますが、少し歩いてみると発見があって楽しいです。

雨が降っていても、鳥たちは高らかにさえずって飛び回っていました。

センター前の園地では、ノビタキが数羽勢いよく飛び回っていました。何事かと思って見ると、近くに大きな鳥がとまっていました。

モズだったのですが、ノビタキよりは二回り位大きくて存在感がありました。背中の灰色が強く、高原型と言われるタイプかもしれません。

くちばしに何かくわえていますが、どうやら巣材集めしているようです。
ノビタキもこの辺りに巣を作っているので、なわばり争いをしていたのかもしれません。

足元を見ると、アマドコロやオオヤマフスマなどが咲いていました。

さて、園地のレンゲツツジは蕾のものが多く、雨で潤っていました。

霧ヶ峰のレンゲツツジの開花状況は場所によって異なりますが、おおよそ以下の通りです。

白樺湖～車山高原…見頃
踊場湿原…見頃
八島ヶ原湿原…１～２割
霧ヶ峰自然保護センター園地…咲き始め
車山肩…蕾

こちらは先日撮影した踊場湿原南側の丘のレンゲツツジです。

ビーナスライン沿いの日当たりの良いところも咲いているので、ドライブしながら楽しめそうです（よそ見に注意！）。

車山肩では、ほとんど蕾でした。まとまって開花するには10日位かかりそうな気がします。

山小屋の近くではコバイケイソウが咲いていました。

霧の中で見る草花は色鮮やかで幻想的です。

雨に濡れない仕度で、静かな高原を楽しんでみてください。