霧ヶ峰ブログ
聖地巡礼
霧ヶ峰の様子をリアルタイムで知るのにライブカメラを利用する方が多いと思います。あるマンガの影響で、センター近くにあるライブカメラに映ろうとする人を目撃したことがあります。
あるマンガとは、ゆるキャン、なんですが、私も好きなマンガです。マンガの1コマにセンターらしき建物が描かれていて、いつかブログで書きたいなと思っていました!
お話の中では、山梨、長野、静岡などが舞台として描かれていますが、霧ヶ峰へ「聖地巡礼」しに行ったよという方もいると思います。
私も「ビーナスラインに似てる」とリンちゃんが発言していたある場所が気になり行ってきました。特徴はこんな感じです。
- 100~50万年前に活発に火山活動を繰り返した
- 火山活動により生まれたなだらかな景観
- 草原地帯の尾根の脇を道路が走っている
上の写真は忘れ路の丘から霧ヶ峰全体を見た様子ですが、こんな特徴の霧ヶ峰と共通する場所…。
私が訪れたのは、西伊豆の達磨山。
霧ヶ峰の話じゃないのか、と思わず少しお付き合いください。マンガの中では、皆で朝日を見に行った場所です。
この達磨山は霧ヶ峰と同じくもともと火山。
日本は世界有数の火山国ですが、火山活動はプレート(地球上を覆う岩板)の沈み込みにより起こると言われています。
日本は4枚のプレートが重なり合う稀な国です。
長野県はユーラシアプレートと北アメリカプレートとの境界に位置しており、霧ヶ峰はそのプレートの境とも言われているフォッサマグナと呼ばれる地帯にあります。
かつて諏訪地域が海だった時代には海底火山が噴火を繰り返し、陸地化した後も活発な火山活動が続きました。一方伊豆半島は、南の海にあった火山がフィリピン海プレートの北上によって移動し、本州に衝突してできた場所です。
では、3つのプレートの真ん中に位置する活火山と言えば…?!
富士山です。
霧ヶ峰からも見える富士山。
霧ヶ峰、富士山、伊豆、さらに伊豆七島へと、日本を南北に走る火山帯。西伊豆から霧ヶ峰は見えませんが、そのラインを体感したような気がしました。
他の場所に訪れると、霧ヶ峰にいるだけでは分からないことが得られます。お花ひとつとっても、種類は同じでも地域によって色や形、姿が少し異なる様子に面白さを感じます。
きっかけはマンガの聖地巡礼、そこから壮大な大地の動きに想像が膨らみました。
△混んでるハイシーズンより空いてるオフシーズン△
ゆるキャンに出てきた言葉を推していきたいと思ってますが、空いている時期にゆっくりすると、混んでいる時期とはまた違った景色に出会えるかもしれません。
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