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ニッコウキスゲ開花状況(2021年7月5日)

2021.07.05

梅雨入りが遅かったせいか、7月に入ってから雨降りの日が続いています。
白い霧の中、ニッコウキスゲの橙色が冴え冴えとしています。

霧の中で咲くニッコウキスゲ
〈富士見台のニッコウキスゲ〉

霧ヶ峰のニッコウキスゲの開花状況(7月5日現在)です。

車山高原 2~3割程
富士見台 1割程
自然保護センター周辺 1割程
八島ヶ原湿原 1~2割程
車山肩 咲きはじめ

前回のブログでお伝えしましたが、見ごろは例年通り7月中旬頃になりそうです。

ニッコウキスゲの蕾
〈車山肩のニッコウキスゲ蕾〉

蕾自体は例年より少し少なめに見えましたが、上の写真のように、蕾を付けたものはいくつもありました。
始めは小さな蕾も、1~2週間位かけて少しづつ膨らみ開花の準備を進めます。

さて今日は園地で、ボランティアの方が花の名前を記した札を取り付けました。
新たに開花している花の札を取り付けたり、咲き終わった花の札を抜いたり。
1週間もすると様々な変化があります。

開花状況は、1週間、いや数日、いえいえ刻々と移り変わっています。

今日、センター周辺ではこの花が目につきました。

ウツボグサ
〈ウツボグサ〉
イブキジャコウソウ
〈イブキジャコウソウ〉

イブキジャコウソウは西洋のハーブ・タイムの仲間で、触ると爽やかな香りがします。
私はこの花を見つけるとついつい触って匂いを嗅いでしまいます。

霧ヶ峰に限りませんが、自然の中を歩いていると色々な香りを感じませんか。

霧が立ち込め視界が遮られるような日は、遠くの景色は見えず残念ですが、鮮やかな色あいや香りが、視覚や嗅覚に訴えてきます。

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