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ニッコウキスゲ開花状況【2026年7月17日】・霧ヶ峰の二ホンジカ

2026.07.17

車山肩ではニッコウキスゲ開花数がピークになってきました。

丘の上の黄色い花の群落
〈車山肩・7月16日撮影〉
柵に囲まれた花々
〈車山肩〉
黄色い花の群落
〈柵の中の様子〉

富士見台もまだまだ咲いています。前回紹介したシシウドはだいぶ背が伸びてきました。

ニッコウキスゲとシシウドの咲く草原
〈富士見台。シシウドぐんぐん成長中〉

今朝は小雨でしたが、その後夕方までセンター周辺では雨は降っていませんでした。天気予報と打って変わって、雨が降らない日もあります。ただし、午後は雷雨になることもあるので天候に注意して散策を楽しんでください。

明日からの3連休は、土曜日の午後に雨予報が出ていますが、どうなるでしょう。連休は例年混雑しますので時間に余裕をもってお越しください。
また、植物保護や訪れる人同士気持ちよく過ごすため、以下をお守りください。

【ニッコウキスゲ鑑賞時のお願い】
・ロープの内側には入らないでください。植物は踏みつけに弱いです。
・三脚を使用される方は脚が草原内に入り込まないようご注意ください。※三脚禁止ではありません。
・電気柵はニホンジカが入らないよう保護のため設置しています。日中も通電していますので近寄らないでください。

お客様から「柵の中でしか咲かないなんて残念」という声がたびたび聞かれますが、このブログを読んでいる方は、以前どのような様子だったかご存じでしょうか。
ここでは、霧ヶ峰に長年通っている霧ヶ峰パークボランティアの方が撮影した写真をご紹介します。

山一面のニッコウキスゲ
〈2005年撮影:南の耳付近から蝶々深山方面を映した写真〉
山一面のニッコウキスゲの咲く中を歩く人々
〈1996年撮影 ゴマ石山から車山肩方面に向かう人々〉

山全体が黄色く夢のような景色です。年によって咲き方に違いはあったと思いますが、毎年見られる当たり前のような光景だったのでしょうか。記事を書いている私自身はこの場所での群落は見たことがないので、タイムマシンがあるなら是非見てみたい景色の一つです。

現在、群落が見られる場所には防鹿柵が設置されています。八島ヶ原湿原の防鹿柵は毎月ボランティアや職員が点検し、電気柵も点検を怠らないようにしています。

そんなにシカがいるのかと疑問に思う方もいるかもしれませんが、夕方になると林から姿を現し、草などを食べます。

草原にいるシカの群れ
〈2026年5月初旬に撮影 今回のブログ記事一枚目と同じ場所〉

この写真は電気柵設置前の5月初旬に撮影したものです。シカの群れが枯草の中に生える草を探して食べています。ニッコウキスゲの新芽は出始める前です。

電気柵の設置後も、シカはなんとかして柵の中に入りたいので(しょう)、隙があれば簡単に侵入してしまいます。そのため柵の設置の方法も毎年試行錯誤しています。

夕方草原にいるオスジカのシルエット
〈二頭のオスジカ〉

シカの増加は霧ヶ峰だけの問題ではなく、温暖化や狩猟者の減少など様々な要因が考えられます。

私たち人間も決して無関係ではないはずです。

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