霧ヶ峰ブログ
ニッコウキスゲ開花状況【2026年7月12日】
ニッコウキスゲ
植物
開花状況
霧ヶ峰全域でニッコウキスゲが見頃です。涼しい風に吹かれながらニッコウキスゲの群落を見ていると、何とも言えない心地よさを感じます。

・八島ヶ原湿原…見頃
・富士見台…見頃
・車山肩…4割程度(見頃)
今年の開花の様子は、一気に短期間で咲く年とは違い、ある程度の数を保ちながら入れ代わり立ち代わり開花している感じです。蕾はたくさんあったので、まだまだ楽しめそうです。

ニッコウキスゲが開花している場所や駐車場、注意事項などについて、「霧ヶ峰のニッコウキスゲ」のページに記載しました。一度ご覧ください。
昨日は霧ヶ峰パークボランティアの方と一緒に、車山肩を中心に巡回してきました。土曜日は晴れ間もあり朝から駐車場が大混雑。車山肩では昼過ぎまで駐車待ちの車で渋滞していました。

今日は曇っていて渋滞が発生するほどではありませんでした。7月の3連休は例年大変混雑しますが、お天気次第でしょうか。晴れた場合は混み合いますので時間に余裕をもってお越しください。
昨日は道案内をしたり、バスの時間をお伝えしたりしました。マナーを守っている方がほとんどでしたが、以下の内容を巡回でもお伝えしています。植物保護や訪れる人同士が気持ちよく過ごすためこちらをお守りください。
【ニッコウキスゲ鑑賞時のお願い】
・ロープの内側には入らないでください。植物は踏みつけに弱いです。
・三脚を使用される方は脚が草原内に入り込まないようご注意ください。※三脚禁止ではありません。
・電気柵はニホンジカが入らないよう保護のため設置しています。日中も通電していますので近寄らないでください。
話はニッコウキスゲに戻りますが、富士見台も見頃の状態です。花の数は今が一番多いかもしれません。

写真を撮っていたら「変な花が咲いてる~!」と言っている声が聞こえてきました。見慣れている私は「えっ…!」と思いましたが確かに初めて見る人にとってはびっくりする見た目かも。

ニッコウキスゲの群生の中にひときわ目立つ存在感のある花、シシウド。よく見ると花1つ1つは直径数ミリでとても繊細です。面白い植物ですよね。
撮影したのは富士見台ではありませんが、こちらも不思議な見た目をしています。

花弁の幅が狭く、スカスカした見た目。何でこうなったんでしょう。
こちらはコウリンカ。枯れたような見た目をしていますが、ちゃんと咲いています。
環境省レッドリストでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されており、絶滅の危機に瀕している種です。
コウリンカが咲く草原は、土地の開発などにより減少しています。
霧ヶ峰ではよく見られるのですが、全国的に見ると貴重な種です。採取することはもちろんできません。
この花が咲く環境にも是非目を向けてみて下さい。
生きものたちは、自然のなかで生き抜くため様々な色や形を携えています。
霧ヶ峰だけでなく、自然のなかで暮らす生きものたちを私は"尊い"と感じます。
さて、他の動物から見て私たち人間はどう見えているのでしょうか。
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