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初秋を告げる花々

2025.09.09

残暑がつづいている9月、霧ヶ峰では日中は日差しが強い時もありますが、朝・晩は少し肌寒く感じるようになってきました。

遠くから見るとススキの群生が広がっているセンター前の園地では、ノコンギクや秋という名がつくアキノキリンソウ・アキノウナギツカミなどが咲いています。

薄紫色の花びらを広げているキク科のお花
<ノコンギクがたくさん開花しています>

穂状に咲く黄色いキク科のお花
<ススキの間から差し込む光を浴びるアキノキリンソウ>

 

また、先日蝶々深山~物見岩~北の耳~車山乗越を歩いてきました。

そこで出会った花々はこちら。

船の錨のような形をしているお花
<星々が立体的に集まっているような姿をしているハナイカリ>

梅の花に似ている白いお花が二輪並んで咲いている姿
<太陽を見上げながら花びらを広げるウメバチソウ>

蕾の状態と花弁が開き始めているウメバチソウ
<これから花開く蕾の状態もけっこうありました>

ウメバチソウは、まんまるとした蕾の姿も可愛らしいですね。

 

ピンクがかった紫色をしているお花が開き始めたヤマラッキョウ
<ヤマラッキョウも開花してきました>

花びらや花柄の色合いがグラデーションになっており、美しい色彩に見惚れてしまいました。

ちなみに、ヤマラッキョウはセンター前の園地にも生えています。

 

今回歩いたコースは雄大な草原を見渡せる道があり、広々とした草原の中にはツクバトリカブトの青紫色も映えていました。

大草原の中に咲いている青いお花とススキ
<風になびくススキとツクバトリカブト>

透き通った色合いの青い花びらには、濃い青色をした細い線の模様がある
<ツクバトリカブトの花びらには、血管のような模様が・・・!>

 

北の耳に到着すると、蓼科山や八ヶ岳、右奥には富士山の姿も見えました。

標高1,829mの北の耳頂上から見える、蓼科山や八ヶ岳の山並み
<左側にそびえ立つ蓼科山は、”諏訪富士”とも呼ばれています>

北の耳と南の耳をつなぐ道は、ガレ場になっていたり、急斜面があったりするので、歩かれる際は足元に注意が必要です。

大小様々な石が転がっている山道の様子
<北の耳から南の耳へ向かう下り坂>

また、この辺りはトイレがないエリアなので、歩かれる際はこちらの地図を参考にされてください。

https://www.kirigamine-vc.jp/manage/wp-content/uploads/walking_course/map2024.04.pdf

 

草原の中に続く道のりを歩くと、吹き抜ける風が清々しく、風にゆらゆらと揺れているススキの姿を眺めることができるコースです。

みなさんも霧ヶ峰を歩きながら、秋の訪れを感じてみませんか。

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