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キツネの狩り

2026.02.18

今日、八島ヶ原湿原を訪れたところ、雪が溶けて八島ヶ池の一部が薄茶色になっていました。

雪原の一部が薄茶色
〈八島ヶ原湿原〉
氷の一部に穴が開いている
〈凍った部分が見えます〉

穴が開いているようでしたが、もしかしたら動物が歩いて落ちてしまったのかもしれません。近くにあった足跡は続いていたので、無事脱出できたようです。

同じく八島ヶ原湿原で、先日面白い足跡を発見しました。

雪原の中に蛇行した足跡
〈点々といくつもの足跡〉

迷路のようにいくつかの線があり、その中にサークル状に見える部分があります。

足跡が円を描いている
〈きれいな円〉

その一部には掘られた跡があります。
湿原には足を踏み入れることができないので、近くで確認することはできませんでした。

ただ、足跡の様子からみると、これはキツネの狩りの跡。
キツネは冬の間も雪原を歩き回り、獲物を探します。
獲物はウサギやネズミなどですが、掘られた部分はネズミを狩るために雪の中にダイブした跡なんです。
雪の下にいるネズミの動きを鋭い聴覚でとらえ、上からの動きで少しずつ追い詰め…、ここだとわかった瞬間に1m程飛び上がり雪の中に頭を突っ込むのです。
サークル状になっているのは、雪の上からネズミを追い込んだ時の足跡です。
穴は大きめに見えたので、ネズミを得ることができたのかもしれません。

雪が硬くて頭が入らなかった…!なんてことはないのでしょうか。

この広い雪原の中で、"何か“を捉える鋭い能力には驚かされます。
雪を掘った跡は何度か見かけましたが、サークル状になっているのを見たのは初めてでした。

今日行ったら雪でサークル状の部分は見えなくなっていましたが、自然はその時その時で、出会えるものが変わります。
冬も生きものたちの様子を覗いてみると、新鮮な発見があるかもしれません。

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