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春を感じる鳥たちとの出会い

2025.05.01

先日センター目の前の園地をスタートして、沢渡、車山湿原などを経て蝶々深山から物見岩に向かう道を歩きました。雪の影響がほぼなくなり、気軽に歩けるようになっていました。霧ヶ峰らしいなだらかな稜線に広がる草原や湿原、そのはるか向こうに見える白さの残る北アルプスなどの山々を見渡していると心地よさを感じました。

蝶々深山から物見岩まで続く草原と青空、左奥には北アルプスの雪をまとった白い稜線が見える
<蝶々深山から物見岩にかけて広がる草原とその奥に広がる北アルプスの白い稜線>

たくさんの鳥たちにも出会えました。一番よく出会ったのはノビタキで、オスとメスが連れ立って行動する様子も何度か見かけました。これからつがいとなり、子供を産み育てていく、そんな様子が目に浮かびました。

黒い顔・羽に胸元がオレンジおなかが白いノビタキ
<ノビタキ>
ノビタキのオスとメスが同じ木の別の枝にとまっている
<ノビタキのオスとメス>

ノビタキ以外では、ホオアカ、ビンズイ、アオジ、シジュウカラ、ヒガラ、キセキレイなどにも出会えました。草原の中でススキや枯れ枝の先をじーっと見ていると、不自然に黒や茶色の丸っこいものが見える時があります。双眼鏡やカメラなどでのぞき込むとノビタキやホオアカだった、ということがよくありますのでぜひ見つけてみてください。鳥たちにとって人間は自分の何十倍も大きい怖い生き物です。追っかけたりせず遠くからそっと見守りましょう。

頬が赤い鳥、ホオアカが枝にとまって下を見ている
<ホオアカ>
目の周りが黒くておなかのあたりは鮮やかな黄色の鳥、アオジ
<アオジ>
白いおなかに黒いネクタイをしているような模様が特徴のシジュウカラという鳥が枝にとまっている
<シジュウカラ>
黒い頭、羽に、黄色いボディが色鮮やかな鳥、キセキレイが枝にとまっている
<キセキレイ>

5月になり、だいぶ暖かくなってきますが、まだまだ朝晩は冷え込むことがあり、日中との寒暖差が20度前後になることもしばしばです。日が陰ると、昼間でも寒さを感じる時がありますので、羽織るものを用意しておくことをおすすめします。

最高気温最低気温
4月26日16.8℃-3.8℃
4月27日10.8℃-3.9℃
4月28日15.0℃6.0℃
4月29日12.5℃1.0℃
4月30日14.3℃-5.1℃
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