霧ヶ峰ブログ
初冬の様子ー園地から車山肩を散策ー
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登山道状況
10月後半から霜や氷の張った様子が見られるようになり、11月3日(月)には初雪が降った霧ヶ峰。
朝晩の冷え込みが強まり、その寒さを物語る自然現象を目にすると、冬のはじまりを実感させられます。
今朝は地面から大きな霜柱たちが顔を出していました。

長さを測ってみると、大きなものは6cm以上!
先日、今日のようなよく晴れた午前中に、センター前の園地から車山肩の間にある遊歩道を歩いた際にも霜柱が残っている場所がありました。

日陰や落ち葉の下で透明に輝く霜柱もあれば、朝晩と日中の気温差で霜や霜柱が溶けた跡と思われる場所もあり、靴底には泥が付着。
ゴマ石山やビーナスの丘周辺は少し湿っている場所があったため、登山靴など底が丈夫な靴で歩かれることをおすすめします。
足下を気にかけながら歩いていると、時々ハクサンフウロの草紅葉が目に入ってきました。

枯れている草が多くなってきたこの時期に、鮮やかな色づきに出会えると、なんだか嬉しい気持ちになります。
石の上にちょこんと落ちていたこちらは、だれの落としものでしょうか・・・

落ちていた場所は遊歩道の真ん中。目立つ場所にフンをする野生動物は、自分の存在をアピールすることが目的と言われていますが、縄張りを主張しているメッセージでしょうか・・・?
もしかしたら、テンなどイタチ科の動物が意図的に選んだ場所だったのかもしれませんね。
今回歩いたコースはセンターのホームページでご紹介している【コース2 車山肩へ】です。https://www.kirigamine-vc.jp/walking_course/course#2
園地からゴマ石山方面へ歩き出し、車山肩に到着後はビーナスライン沿いの遊歩道を通って園地まで戻ってきたのですが、晴れていたこともあり遠くの山々や霧ヶ峰周辺の景色がよく見えました。
ゴマ石山よりも下に位置する遊歩道では、センター裏のカラマツが黄葉している風景や冠雪している御嶽山などを眺めることができました。



車山肩に到着し、下りはビーナスライン沿いにある遊歩道(信濃路遊歩道とも呼ばれています)を通ると、八ヶ岳や富士山が見えてきます。


今回歩いたコースでは、遠くに広がる山並みや秋から冬に向かっている草原の様子など、見える景色が変わっていく楽しさを味わえます。
最後に、霧ヶ峰自然保護センターは11月16日(日)から冬期休館となりますが、館内では霧ヶ峰の散策コースをご案内していたり、遊歩道を記載した地図をお渡ししたりしています。 また、屋内で飲食ができる休憩スペースや八ヶ岳や富士山を眺められるテラス席などもございます。
今年度の開館は来週の15日(土)までになりますので、閉館前にぜひお立ち寄りいただければ嬉しいです。
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