霧ヶ峰ブログ
秋のトレッキングー八島ヶ原湿原から物見岩へー
登山道状況
野鳥
今朝、初霜や初氷を確認しました。踊場湿原のアシクラの池は凍り、草原内には一面の霜が見られました。これを書いている今、日差しはありますが、キリっとした冬の空気を感じます。
昨日、八島ヶ原湿原から物見岩方面へ歩いてきました。
湿原の草紅葉の見ごろは過ぎましたが、落ち着いた色合いのベージュ色と、八島ヶ池に映った空の青さとの対比がこの時期ならではです。

歩いていると、色鮮やかな実に出会いました。


種子もそれを覆う皮も鮮やかです。この鮮やかな実は誰が食べるのでしょうか…。
鳥やイタチやキツネなどの動物に食べられる実ですが、好みはそれぞれ。エサの少ないこの時期は貴重な食糧ですが、なぜか食べられずにそのままドライフルーツ?になっているものも見かけます。
エナガは木々を飛び回っていたので、エサとなる実を探しつつ移動していたようです。

ここ最近八島ヶ原湿原では、渡りの移動途中のノゴマや、冬鳥のカシラダカの姿を見たという情報があったので期待して行ったのですが、そうした鳥は見られなかったものの、賑やかなエナガやシジュウカラの混群に出会うことができました。
風に吹かれてひらひらと舞う木の葉。

黄葉しているものもありますが、葉を落としている木も増えてきました。そして、木の下にはたくさんのドングリが。

寂しさも感じる秋ですが、実りの秋に豊さも感じます。
この日は八島ヶ原湿原から先、物見岩を通り沢渡へ。

物見岩から先は風が強かったです。その先、蝶々深山の手前で曲がって小高い丘を通ります。

この場所は特に名前がついていないので、無名峰などと呼ばれますが、先日こんなものが置いてありました。

中の山…?
その地名は関係者でも聞いたことがありません。
意図的に置かれたものか、忘れていったものかは定かではありませんが、今年に入ってからこうした看板が山頂に置かれていることが何度かありました。
他の山でもたびたび見かけるお手製看板。管理する方々が設置したものであればもちろん良いのですが、一般の方が意図的に置くのは避けた方がよさそうです。
誤った情報がSNS等で拡散されてしまう恐れがありますので、皆さんお気を付けください。

柔らかな光と色合いが温かい気持ちにさせてくれる霧ヶ峰の秋。
風を通さない上着や手袋・ニット帽などをご持参の上、散策をお楽しみください。
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