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霧ヶ峰インタープリター養成講座を行いました

2025.10.20

今年も霧ヶ峰インタープリター養成講座を開催しました。
今年度は10月17・18日の日程で行われ11名が参加。霧ヶ峰の自然を肌で感じながら様々なことを学びました。

さて、皆さんは霧ヶ峰に来た時に、どんなことを感じますか。

ススキ草原と遠くの山々
〈秋晴れの下、ススキの穂が広がる草原〉

見渡す限りの草原に、心が開くような感覚を覚えたり、ほっとする安らぎを感じたりする方も多いと思います。

霧ヶ峰インタープリターは、霧ヶ峰の自然や歴史を伝えるガイドなのですが、説明をすることが目的ではなく、訪れた方が霧ヶ峰の自然から、「安らぎ」や「安心感」を得ていただくことを目標にしています。

この講座ではインタープリテーションについて学んだり、屋外で実際にプログラムを作ったりします。いきなりプログラムを作ることに驚かれる方もいらっしゃいますが、まずは自分自身が今そこにあるものを見ることや感じることが、自然を知るのに必要なことなんです。

屋内で説明を受ける参加者
〈インタープリテーションについての座学〉
外で説明を受ける参加者
〈フィールドでの実習〉

たとえ素材が同じでも、話す方が違うと内容が全く異なり、それぞれの個性が輝きます。お互いに発表したり聞いたりすることで、刺激を受けながら2日間を過ごします。

ススキの穂
〈風景として見ることが多いススキも、じっくり観察すると新たな発見が!〉
木の説明をしている参加者
〈ミズナラについてお話し中〉
植物を指さして説明する様子
〈参加者を意識することも必要です〉

ミズナラを素材にした方がいらっしゃいましたが、カサカサ音がする葉の中を探すと、ドングリが落ちていました。

苔の上に落ちているドングリ
〈ドングリからニョキニョキ芽が出ていました!〉

今年は長野県中南信では並作下以上ということですが、霧ヶ峰ではミズナラのまるまるとしたどんぐりが割とたくさん落ちています。

こんな風に、実際の様子を見て伝えることが、私たちの役目でもあります。

2日間切磋琢磨して過ごした参加者の皆さん。ぜひこれから研修やアシスタントを経て、霧ヶ峰の魅力を私たちと共に、多くの人に伝えていただけることを期待しています。

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